アイツぁ、今頃何してンのかねぇ。
[>>95 ぶらぶらと闊歩している最中、カークからの荷物を受け取った。
随分と重いその荷物を開けると、中身は大量の絵具とテレピン油だった。「どうせなら酒を送ってくれよ」と内心溜め息を付いたのはここだけの話。
カークは戦い方も、父には似なかった。
父親とは違い、頭がよく回り、力不足はその技量で補うという戦い方を好む。
>>78 義兄から教わったという、尾行や変装の技術などを駆使し、今は諜報員のような役割を務めている。]
おい、これらを倉庫に運んどいてくれや。
[息子からの荷物を下士官に運ぶよう伝え、マーティンは再び砦内を歩き始めた。(→>>137>>138へ)*]