[勇者の血族で、貴族、そんな自分に喧嘩腰な態度を向けてきた相手は正直始めてだ。少し驚いた様に瞳を丸めたが、それもすぐに喧嘩腰の色に変わる] わかんないだと? これだから、僕ひとりで良いといったんだ! ふんっ、あの腹黒仮面も何を考えてこんな――…[その時だ。懐の菓子袋に目をつけて、彼が自分へその腕を伸ばしたのは>>149]