人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


巫女姫 シルキー

― 5年前・ベルサリス学館 ―

[キール。偽名として選んだ其の名前を口にする時、
彼は何処か居心地悪そうな顔をする>>69
おそらく、此方の正体の幾許かは知っているのだろう。
そういう眼差し。

自分の息子だから困った時は頼れと、
ジョセフ・ジェフロイ氏からは言い含められていた。

こういった議論の場でも、気が付けば中心に立っている。
リーダー的資質を備えた学館の年長者。
頼りになる、――…そう、兄が居ればこのような人物なのだろうと
思いもした。ゆえに、些細な悪戯心も交えて、
ロイ兄様と呼ぶことにしたのだ]

(151) 2015/03/06(Fri) 23:08:39

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