[紅葉に彩られた木と藁の門番は、客を驚かせて遊ぶだろうか] そう…ね[こめかみに指を当てて][ふうわり降り立ったベルに首を傾ぐ] けれど私、逢いに来たんだわ 貴方に ねえそうでしょう?約束なんていらないの[ふふ、と笑うのは親しい少女のように][薄い青を瞬たかせた次には、記憶がまた円環に遊ぶ] ところで、そろそろお茶の時間なのね? 私のおうちはここで良かったかしら