[天使らの集う場にて、光と影、それぞれが天の子と語らうのに、 大天使は口出しすることなく、その様子を楽し気に見ていた。 黙示天使にちらりと視線>>67向けられた折には、 面白がるような表情を閃かせたものだが、 結局、声潜めるなら彼らの声を聞くことはしない。 子らには子らの会話もあろう。 そのような姿勢だった。 ただ、ちらりと影へ楽し気な視線が流れたのは止むなきことか。]