[ それでも両者は決して相容れる事はない。その事が哀しくて少し目を伏せる断言するような口調には少し不思議そうな顔を浮かべたけれど、それが彼に施された人ならざるモノの能力故とは気付けず、ただそう判断するに足る理由があったのだろうと。 ]