人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


聖将軍 ソマリ

 ―――…そうか。
 では、君を殺しにくるのも、俺一人かもしれないな。

[世の中の男には見る目がないとばかりに首を振る。
己の目に狂いが在るなんて、欠片も疑わない傲慢な男。
自信家で、頑固で、他にも自も科せ、女性を泣かせる手酷い男。

煌く落涙に、構える剣と低く落とす腰。
己に繰り出せるは最早一刀。

それ以上の力は無い。
似合いだと告げられた彼女の言葉に細く笑み。]

 そう、俺の名は、ソマリ・サイキカル。
 その名を一度も恥じたことは無いッ!

[義務を背負う聖将が夜に吼えて、闇を駆けた。
苛烈で、不器用で、罪に背を押される加速。]

(150) 2014/02/24(Mon) 22:17:40

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby