……。[>>118>>119カレルの呟きは、たまたまイドが拾ってしまっていて。イドを飛ばすわけでもなく、その呟きに独り言を零す。]鑑定師が心を閉じてしまえば、信じられるものも信じられないだろうが。味方のいない恐れを、予め答えを提示されなかった怒りを。俺達に言えばいいんだよ、お前は。―しかし俺も悪かった。当然、そう在るものと…。…まぁ、でも。[例え誰かに向けたものでない呟きであっても、彼が心に溜まった澱を吐き出す事が出来たなら。これも全く無意味ではなかったのだろうか。*]