[ブレスを防ぐ間に後方からユーリエが生み出した雪礫が『破壊』の翼へと降り注ぐ。数多の雪礫が翼を捉えるが、『破壊』もただでは受けてくれない。爪や尾で弾いたり、翼自体で迎撃したりと、その名の通り雪礫を破壊して凌いでいた。苦々しい表情になるが、呟く声>>139にふと考えて]─── そうか。壊すだけが止める方法じゃない。[ようは飛ばさせなければ良いのだ、と。前に出ていた場所から一歩、ユーリエの隣へと下がる]