…こんな状況だ。
アルビン、アンタが人狼じゃないとは言い切れない。
アタシも、アンタにとって同じだろう。
[手段も手法も分かっている相手へは短く頷く。]
でも、仮に、あんたが人狼とやらじゃないのなら、
弔う相手、祈る相手、背負うものを増やしてでも
村の未来のため戦ってくれると信じることは出来る。
[人狼という人ならざる存在を否定する要素は互いに無いが、
少なくともこれまでに見えたものへの信は、表しておくことにする。
それを彼がどう捉えるかは、己には与り知れぬこと。
短いやり取りの後、屋敷の中へと促されればそれに従った。>>94**]