人狼物語−薔薇の下国

496 天穹迷花


朱雀のいとし子 カスパル

……北側からこっちに……か。
とりあえず、水気を辿るか。

[鏡越しに届いた声に小さく呟き、翼で大気を打つ。
零れる朱の煌きが風に散る中、北方面へと空を駆ける。
進むにつれて感じるのは、強い水の気。
水怪の類がいるのは察しがついたが、朱翼の速度が落ちる事はなく]

……あれ、か?

[空の上から九頭の蛇身を認めたなら、大太刀握る手に力を入れ直した。*]

(150) 2018/02/02(Fri) 23:45:21

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