― 朝・宿屋>エレオノーレ ―
んにゃ、この格好はちと事情があってな。
エレオノーレみたいな別嬪さんが着てればまだ需要があったんだろうが。
[きらきらと目を輝かせる様子に、どうにも居心地の悪さを感じる。
その笑顔から本心から言っているようだと察しはつくものの
気恥ずかしいことには変わりはない。
まあ、居心地の悪さはそればかりではなく、
基本的に褒められるということに自分が慣れていないというのもあるのだが]
っとと。
可愛いお嬢さんとお近づきになれるのは嬉しいが、
ちと近すぎだぜ……?
[身を乗り出して顔を近づけるエレオノーレに、参ったな、と苦笑する。
はだけた布団から見える真っ白な肌が美味しそう美しい]