人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


告死の影翼 シメオン

― 宇宙船の傍 ―

[ゆらりとした歩みが止まる。
首がこてり、と傾ぎ、長く伸ばした銀の髪がさらりと揺れた]

 ……んー?
 これはまた……なんとも、不可解な。

[呟きと共に廻った真紅は、こちらを見つめる姿>>141で止まる]

 近しいようで、遠きもの。
 はてさて、きみは一体なんだい?

[吟ずるような口調で問いかけながら、影はそちらに歩みを進める。
こちらは未だ、己が刃に触れる素振りもなく。
近づく歩みは、一見すると無警戒。*]

(150) 2017/11/01(Wed) 00:55:27

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