[そうして、城下の大通りを歩く視線の先。 黒衣の人物>>131を認めはたと足を止める。 確かめるように背後を振り返れば、ノトカーが然りというように頷く] ――玄武様。『……正確には、眷族の方ではないかと』[玄武神と面識のあるノトカーが訂正する][百年に一度の大祭の折、ノトカーの試合相手であった玄武神の事は、幾度となく聞かされていた。 故に黒衣を目にした時、思う所があったのだった] ええと……こんにちは。[歩む姿へそう声を掛ける。 急ぐ様子であれば、軽く挨拶をかわす程度の心算で]