[オットーにはヤコブ以外にも対抗心を燃やす相手が居る。ディーターだった。何時もの調子で悪態をついていたらディーターとは言い争いになってしまったのがきっかけだったと思う。仕事もせず昼間からごろごろしてるディーターに憎まれ口を叩いたのが口論のきっかけだったろう。村の外では傭兵として生計を立てているらしいが外でのディーターの姿を知る訳ではないから。後になって後悔したが、自分は本当の事しか言ってないし…と自己辯護した。それからというものディーターと会うと邪険な態度で接してしまう。]