[されど、敵味方を入り乱れさせる狙いとはいえど、帝国側に下がる気がないのなら同程度の力で、押し込む他に"均衡"を保つ手はない。]──第三騎兵隊、前へ![左手持ちの曲刀を前へと振り下ろす。]ど真ん中を通してやっていいのは俺らの前までだ中央、抜けてきやがった奴らは、此処で受け止める!腹に気ィいれろよ![並ぶ騎馬兵の中央で、眼前を見据える。]