[下の様子を油断なく眺めながら、ふと懐にある小瓶を思い出す。アリーセに渡された紅い液体。飲めば多少の怪我くらい治るかもしれない、ならば。] ネージュ、痛い思いさせて悪いけど無茶に付き合ってくれよな。[白竜は大丈夫、と鳴いて訴え。それに自分も頷くと、小瓶を取り出しそれへと軽く口付けて。] さて女神様《アリーセ》の加護はあんのかな。[小瓶を懐へと仕舞えば、そのまま急降下を開始する。集団を蹴散らすべく舐めるように低空飛行で飛び回り、竜の身体や尻尾、槍を振り回し。武器で攻撃されようともある程度は勢いで弾き飛ばした**]