人狼物語−薔薇の下国

272 グロリアス・マギカ・グラマーティオ-スブ・ロサ


駆け出しヴァイオリニスト セルウィン

感謝なんて不要です。
私は、私の利益の為に動いているのですからね。

[嬉しそうな様子のコンラートを見遣り、返すのはわざとらしく突き放すような言葉。
自分で自分を愚かと思うけれど、彼に情が移るのは避けられそうにもない。

――自分自身の目的を思えば、そんな感情、切り捨てるべきだというのに]

……なんです?

[自己嫌悪で少し気落ちしていると、耳を打つのはいつもの嘘混じりの言葉。
唐突すぎる質問に、思わず目を瞬かせた]

……どちらが好きかと言うことなら、私は白銀の方が。

[桃色は女性的すぎますよね、という率直な意見である。
訝しむよう、コンラートを見つめる]

(149) 2014/11/15(Sat) 22:29:52

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