[クラリッサの反応を楽しみ、会話がフレアとのものに移った頃。
小蜘蛛が吸い上げた妖気を自分の中へと取り込む]
(……へぇ、風だけじゃないんだ)
[風を扱うのは見ていたから分かっていたが、それとは別に封じを為す光の力を感じる。
妖獣と言えども、妖白狼のような神獣に近いような気がした]
土地の番人だって言ってたっけ。
この力を持ってるのも納得だな。
[良いものを貰った、とウェルシュは満足げ。
通常の妖からは天属性や聖属性の妖気を得ることは難しい。
一欠けらとは言え、捜索の対価としては十分すぎるものを得たと思っていた**]