[何はともあれ、休みをとりながら級友らを一瞥するように視線を向ける。揃いも揃って代々騎竜師を輩出したものたち、あとはその素質から騎竜師となった先輩。彼らと比べるとなんとも自分は中途半端だ。誰が悪いわけではないが、いっそ貴族でないなり歴代で続いてくれればよかったという思いはある。最後に腐れ縁へと向ける。あいつとは最初の出会いが悪かった。その後の修正もしないままだ。竜が好きだが逃げ出したり>>0:42突っかかってきたりとがあったわけだし、自分の対応の仕方にも問題はあっただろう。]