人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


魔女 ガートルード

[ベリアンを一度見逃したことは、眼前の彼には言っていない。
否。言えなかった…というのが正しい。


ベリアンとの邂逅の後――…、
その頃には既に騎士団に戻っていたシェットラントの元へ
魔女はふらりと赴いて、騎士団所属への口添えを頼んだ。

 …キアラが願っていた未来。
 其れを継ぐかのように。

魔術を幾つか見せ、少々派手に魔物を倒してみせると
妙な奴だが力は使えるというイイ評価をもらえた。
騎士団は、団長の息子の片割れがそもそも放蕩人なので
いろいろな面で懐が広かったのも幸いした]

(149) 2014/03/29(Sat) 15:58:50

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