人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


公弟 ヴィンセント

[轟音の方へ方向転換はしなかった。
そのまま廊下を進めば、白く光を発するごとき少女の姿を見出す。

無垢な幼さすら伺わせるその顔に影を落とすのは恐怖か疲労か。
もしここが森の中であれば、恰好の餌になるような少女だった。
が、状況はそれと異なる。]


  ──…。


[ことさら気配を消すことなく、近づいた。]

(149) 2014/02/19(Wed) 21:16:53

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