― 聖神神殿・中庭 ―
[こちらに気付いた様子で立ち上がる人物>>142は、不機嫌そうな態度を隠そうともしない。
権高な態度は、貴族と聞いてイメージする姿そのもので、こちらも自然眉根が寄った。
傍らの神官が、おろおろした様子で二人の顔を見比べている]
は? 大地の、って言われてもわかんねーよ。
[自らの資質すら未だ気付いていない男は、相手の問い>>143にやや喧嘩腰になりながら答える]
あのなあ、俺は野球一筋で17年生きて来たんだ。
いきなり勇者だなんだ言われた所で、それらしいことなんざ出来る訳ねーだろ。
[一度は収めた神官長に対する鬱憤も込みで、不機嫌そうに言って]
つーかお前、何食いながら喋ってんだよ。
一応、礼儀ってもんがあるだろうが。
[根っからの体育会系は、身分がどうのというのは頭から抜けて、相手の菓子袋を取り上げようと手を伸ばす*]