─ 回想・リヒャルト ─
[ 死に損ないの祖父の話。
それをしてくれるリヒャルトの顔は、
どこか穏やかそうにも見えて。 >>126
今度詳しく、と言われれば
ぜひ、と此方も穏やかに頷こう。
そうして立ち去ろうとした時に
投げかけられる言葉と、
小さく響く ネズミ?の声 ]
え?
[ 振り向き、暫し、考えてから ]
……真っ直ぐに。
不正など働かずに
国のことを、民のことを
考えられる国王陛下を望みます
[ ”誰” とは告げない、わからない。
それだけ告げればにこりと微笑み立ち去ろう*]