人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


平原の民 エディ

― サクソー川:橋の北西付近 ―

[自然と口を衝いて出た敵将への賞賛に同じものが返されて、翠色の双眸は僅かに瞠目する。
 戦闘中の短い応酬とはいえ、その一瞬だけは綻ぶように口元に笑みを刷く。]

 …っ、 は、は。
 ……あなたにそんな風に言われるなんて、光栄だな。

[風に攫われてしまったけれども、本心からの言葉だ。
 もしこれが互いの命奪い合う戦場でなければ、
 きっとどんなにか楽しい時間であったろう。
 男として、憧れていたのだ、そのしなやかな剣と佇まいに。

 …否、今となっては詮無きこと。]

(148) 2016/02/17(Wed) 23:53:56

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