あ、えっと。ウェル兄さまにおねがいのはなし。
いろいろあったりするの。わがままでごめんね?
[す、と息を吸い込んで]
わたしは、バグの真実が知りたいの。偽者の占い師を殺した後。
それを知ることが出来そうな気がしているわ。
…もしわたしがおかしくなっても、止めないで。
あ、これはマリーにも聞こえるように言ってるんだけど…理解してもらえそうかしら?
[暗号めいたお願いの後、次のお願いはウェルシュの耳元で。どことなく落ち着かない様子で]
え、っと。甘えたいときに甘えてもいいかな、とか。
…あと。
何かの理由でわたしがいなくなっても…忘れないで、とか。
だめ?
[じいっと、ウェルシュの顔を見上げるのだった。**]