人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


気儘な猫 カレル

[…――けれど、『カレル』と、そう呼んだ。
俺の『先生』が。


>>136ふと、我に返り、瞳の色が戻った。視界の端を舞う、月明かりに煌めく、愛おしい銀色。
振り下ろされる斧が、彼の、肩に…
>>137スローモーションのようにゆっくりと動くその光景を、あの日の子供の様に、何も出来ずただぼんやりと見送った]

……――っ、―――――――ぁあああぁあああ!!!

[飛び散る鮮血に、忘れていた呼吸を思い出した咽喉を震わせて、上げた悲痛な叫びが森の中に響き渡った]

(148) 2013/10/04(Fri) 00:28:09

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