[ やがて、嘘のように巨大な植物に再び視線を向ければ、守護者の宣と>>141王の声が>>143続けて聞こえる。 ]行きましょう。[ 竜の背で巨大植物を見つめ、男は一度上空へと駆け昇った。その間にも闇の焔が瘴気を薄め、翠の風が護りを強める。 ]我らの道を阻んだ事、後悔してください。[ ばさばさと、上空で羽ばたく竜の周囲で、氷の霧が徐々に氷の粒となり、やがて炎の色を写した鋭い氷の欠片となって、巨大植物の上に降り注いだ。** ]