っ、[は。と目を見開いた時には、既に術式が紡がれていた] その呪…、古エルフのぉ…[古エルフ独特の旋律のような呪文詠唱>>33。効果までは分からずとも、古のエルフの魔力の高さは聞き齧ったことがある。その時学んだものよりも、ちょっとばかり出来が荒いような気がするがそれでも古エルフの呪文は、より純粋に近い魔法。威力は絶大だ。雑魚など呼んで悪かった、実はそう見せかけた手練だったのかと魔女は表情を引き締め、身構えた]