[カークから離れ、少年に向き直る。しゃがみこんで、肩に手を置いて視線を合わせた]シェイくん、だね。そっかあ、じゃあお家の場所、とかお父さんお母さんの名前、も分からないかな?何か覚えていること、ある?[少年の眼を覗き込むようにして、ゆっくりと訊いた]それから、このお兄さんは君を助けてくれたのかな?それとも、何か怖いことをされたのかな?もしそうなら、おまわりさんがぐるぐる巻きにして川に沈めてあげるから、安心して言ってごらん?[そういってカークを指さす]