[悩んでいただろうか、渇きと倦怠感で思考がまとまらなくなっていたからか]そうか…大事な者がいたんだな。お前も残されたか。辛かったろう…。……………っ。[自然と零れてしまった迂闊な発言に我に返ったがもう遅い。誤魔化す事も出来ず、シモンの沈黙に重なる様に口を閉ざした]