[急に前足を上げ足を止めた馬に驚いて目を丸くしたが。それよりも驚いたのは、男が口にした言葉だった。]えりぃ…?[知ってるんだろうかと思いながら、口から零れたのは友達の名前。じっと、警戒はとかずに見つめ下がりながら、だがふいに思い出させられた名前に眉は酷く下がっていた//]