『グオオォォォォン!』[逆鱗に当たった攻撃が光の輪が生じたか。確かな手応えを感じたのも束の間、痛みに背を逸らしたドラゴンが青年を認識する。重低音の呪詛めいた咆哮と共に、傍に着地した青年にデバフがかかる。このドラゴンが持っている筈のないそれは防御力ダウン。]何?!ぐ…っ![先程矢の攻撃を受けた尻尾による薙ぎ払い。それは最初のステージにしては大きなダメージを青年に与えた。]*