……もしかして、あれも『虚無』とか言うものの一部?[絡めとられていた足を確認しながら呟く。転んだ時の衝撃は残るものの、怪我らしい怪我はせずに済んだようだ]そこかしこにいるわけじゃなさそうだけど…気をつけないとだね。[張り詰めた空気を緩く吐き出すようにして一呼吸つけた後、座り込んだ状態から立ち上がり、再び階段を昇り始めた*]