人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


修道騎士 バルタザール

― 1階廊下 ―
[彷徨の果てに、出入り口のホールに足を向けたのは、確たる意志のあってのことではなく、白みゆく空に引かれるようにして、外に出ようとしたからに過ぎない。

壁をすり抜ける、宙を漂うなど思いもつかず、一歩一歩重たげに足を引き摺って進む。
律儀にも肉体を持っていた頃の習慣をそのまま引き摺るは、生真面目すぎる性格ゆえか、それとも慨嘆の重さが引力となって地に繋ぎ止めるのか。]

(146) 2014/02/26(Wed) 13:35:27 (wuming)

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