人狼物語−薔薇の下国

483 翠龍幻霧 ─天霊遺跡封印行─


公子 セルウィン

[ 粗方の分身達が鎮まった頃、狂焔の咆哮が響き渡り>>135嵐龍とカークが、ユーリエの傍に舞い降りて、その手に何かを託すのが見えた>>137 ]

ふむ...切り札はユーリエに託されたということか。

[ 視線を移せば、狂焔の纏う焔と闇、そして狂気の波動は深く濃く、長く切り結ぶような事をすれば、先のトールのように、呑み込まれるか...下手をすれば「喰われて」しまう可能性すらある ]

確かに、ユーリエの飛び道具にしか出来ぬ事かもしれんな。

ならば...

[ 公子は氷の剣を左肩に置くように構え、振り向く事無く声を張った ]

トール!あの狼の足を止めるぞ!

[ ローランドの香と、コンスタンツェの術は、後ろからユーリエを支えるだろう。前の道を斬り開き、好機を与える役目は戦士たる二人が負うべき役目、と ]

(146) 2017/08/12(Sat) 01:28:04

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