― 戦場 ―[>>130小さな声。もう、迷わない。敵だろうが何だろうが、まずは、相手を知らぬ事にはどうしようもない。] ……やっぱり、貴女なのね。エリーザベト。[高度を落とし、その瞳を見つめ返す。] どうして……一体、貴女に何があったの? 前にも聴いたけれども。そもそもどうして、貴女は死んだ事になっているの?[他にも聴きたい事あったが。他の哨戒の兵に見つからぬうちに、それだけは確かめておこう、と。手短に問いかけた**]