[ 地上へ降りると、青年は、まずミヒャエルに声をかけた。 ]
ミヒャエル、君とイシュケが居てくれて心強かったよ、ありがとう。
僕とノアだけじゃ、体力不足でシエルをちゃんと助けられたか怪しいし。
[ ミヒャエルが、シエルや魔法生物達と遊んでやっていてくれたからこそ、シエルの願い通りに力が集まったのだろうと、そう告げて。 ]
それにしても、すごく動きが良くなったなあ、イシュケとの息もぴったり合ってたし。
俺もうかうかしてると抜かれそうだ。
[ 地上で見た時から思っていた事を改めて口にしてから、ふと歌声に惹かれるようにヴェルザンディの方へと視線を向け ]