[夢じゃなかったとしても、私が今まで言えなかったことはシェンにもう聞かれてる。学校を卒業したら、シェンとは毎日会えなくもなる。だから、もう、この機会を逃したら言えることなんて無いかもしれないから] あ、ま、待って![ぎゅ、って。放された手を、こっちから握り返して。もうちょっとだけ離れないでってお願いして]