[駆け込んできた兵が盟主の身体を馬上に引き上げる。それを拒むも、身体に力が入らなかった。視界の明度が次第に落ちていく。] 話をしたければ、 俺の前に来い。[指している人物は、お互い同じだろう。揺れる馬の背の上で、意識を失うまいと暫しあがいていた。//]