[ ふわふわとした毛並を指先で感じながらわしわしとかき混ぜた。一瞬体が強張ったのには、ほろ苦く笑って ]そうだな、色々あったな。お互いよく生きてたもんだ。[ 茶化す笑みで塗り替えた ][ 暫しふわふわを楽しむと、手を戻す。そして耳元に「オトナはなでなでされていいのか?」等と囁き。本当に怒られる前に尻尾を巻いて降伏宣言した ]