[言葉が途中で途切れた。斬り飛ばした腕から、血が噴き出さない。その手ごたえはまるで、屍鬼を切ったときのよう。] ……あんた… ―――ッ ぁああぁァァッ!![気が逸れた瞬間に灼熱が腿を薙ぐ。大腿を深く切り裂かれて、たまらず膝をついた。]