[近くに越してきたなら顔を見せに来て欲しい、と自分の眷属としたイドを伝書鳩代わりにし。ようやく会えたクレステッドの姿にほっとする。]―悪いな。わざわざありがとう。[差し出された小さな自鳴琴を受け取ると、愛でるように触れて。]あぁ、今日は泊まっていくだろう?ゆっくりしていってくれよ。[―と言っても、彼を歓待する役目はソマーリュになるのだろうけれど。時を経て、多少は自分の世話を出来るようにはなったが、男は男のまま。*]