[その心を図ることも、その思いを知ることもできるわけでもなく、互いの胸にあるものを言葉にしたわけでもない。けれども自分を恐れずに、目の前に立つその姿、そして向きあうその姿、真摯にそれに対する自分、指令とか作戦とか、人間の都合のあれこれの上にある状況ではあったが…内心でどこか少し楽しくてしかたがない、それは竜としての闘争本能の為か、あるいは再開に対する思いのあれこれがあるからか、自分でもわからない]