……そう。そうなのですね。 ずっと、不思議に思っていたのです。 どうして、占い師として名乗り出たものがわたくし一人なのだろうと。 こういうこと、だったのですね……。[彼が占い師と主張しているのではと聞いた時から、彼は敵かもしれないと覚悟していた。 けれど、こんな形で敵意を向けられるなんて>>141 胸がずきずきと痛い。 泣き出しそうだ、けれど。]