[振るった太刀は真っ向、赤紫の実を捉えて両断する。同時、ポケットの中に入れていた結晶がひとつ、とけるように消え失せたけれど。そこに気づく余裕は、ちょっとなかった] ……っとに! 趣味、悪すぎやん……![苛立ち込めて吐き捨てる。なお、どーやって降りるか、には未だ、思考が届いていなかった。*]