― 天上宮・外苑 ―[自然ならざる気の凝った場所に、力強き陽の火気が閃き>>89穏やかな風>>97と流れ行く。花弁も疎らになってゆく>>98のを感じて唇端を上げ、仕上げに入ろうかと神妃へ視線を送る。自然な動きでそれを巡らせれば、程近くに此度の功労者の姿>>123も見えた]