―304号室―
薔薇か…ローゼンハイムさんの薔薇は、有名だからな…
彼のようには無理だが、私でよければ、世話を引き受ける。
家や宿の庭で、花を育てるのは好きだし、
老先生の温室も残っているしな。
[ヨアヒムから、薔薇の世話をする人を問われれば>>121、
自分でよかったら、と頷いた]
…ローゼンハイムさんは、本当に薔薇を大切にしていたから
ヨアが、気づいてくれて、きっと少し安心なさると思う。
[ヨアヒムの胸中は測れぬものの、小さく微笑みかけて。
部屋の中に薔薇の鉢があれば、それをそっと両手で持つ]