― 『神魔の領域』・森の中 ―
あ、あれなんてどうですか?
[師や狐の子と共に進んだ先。
猪型の魔物を見付けて、久々の狩りをした>>132。
樹の力は植物の多い場で、獲物を絡め取るのにも便利だ。
もっとも敏い魔物は、力の気配を感じて避けてしまうこともあるけれど]
[なかなかの力仕事である解体作業を終え、お手本のように肉を焼く師をミーネと共に見守った。
頃合いで師が骨付き肉を持ち上げ、誇らしげに天に掲げる]
まだやってるんですか、それ……。
[旅をしていた頃はきらきらした、物欲しそうな目で見上げていた事もあるものだ。
流石にもうあの頃と同じ高揚は持てなくなってしまった]