[アイリに名を呼ばれて足を止め、その表情に浮かぶ限りの対処を考え口にして。年上として少しでも頼りになれれば、そんな思いでいたのだけれどアイリから心配いらないという言葉をもらったことで彼女が私の気持ちを気遣ってくれてると分かって] アイリちゃん… ありがとう。 ちょっとだけ、私情を優先させてもらうわね。[お礼を言って、彼女から離れ父の元へと向かっていった]